「張り」と「欠け」が風水を左右する!!【2021~2022家宅風水】

張りと欠けの風水 風水の基本

風水家相を左右する「張り」と「欠け」

「張り」は簡単に言うと、構造上、家の一部や部屋が出っ張っている部分です。出窓などもこれに含まれます。「張り」は前進、積極性、発展を意味し、一般的に「張り」は吉の運気を呼び込んでいきます。ですから家相を吉相にもっていくときには、あえて「張り」を作っていくという方法をとることもあります。

反対に、家の引っ込んでいるところが「欠け」となります。土地や家の一部がへこんでいたり、切り取られていたりする構造です。「欠け」は凶の運勢をもたらすとされています。「欠け」は不足、欠乏、消極性などを象徴しています。ですから、家相を改善していくときには、この「欠け」をいかに觧消していくかがポイントになります。

「張り」や「欠け」は、方位やその人のもつ九星によって吉相にも凶相にもなります。運勢が大きく変わっていきます。その代表的な作用が方位や星の吉凶を強調するというものです。

大凶の暗示「不浄張り」

家相においていちばん良くないのが「不浄張り」です。不浄というのはトイレ、浴室、洗面所などのことです。家の中でこれらの不浄物がどの場所に位置しているかというのは、とても重要な意味をもってきます。

トイレは人間の排出物を処理するところです。浴室は体や毛髪の汚れを落とすところで、トイレと同じような場所です。これらは「陰の気」が溜まりやすい場所です。こうした不浄物が張り出していると、その「陰の気」がますます増幅されて、強い凶作用をもたらしていくことになりす。

また、不浄物がどの方位にあるのかも十分に注意しなければなりません。定位にあれば、強い凶作用を受けます。南西にあるときには、その家はすべてが凶相になります。家族関係はうまくいかず、健康も害してしまいます。ですから不浄物をどの位置に配置するかは、十分な注意が必要です。

 

「張り」と「欠け」は風水家相の重要ポイント

張りと欠け

「張り」「欠け」の見分け方

家相を見るうえでこの「張り」「欠け」が重要なポイントになってきますから、ここではもっとくわしいお話をしましょう。

一般的には「張り」が吉、「欠け」が凶とお話ししましたが、時として「張り」が凶作用を増幅してしまうこともあります。たとえ張っている部分でも、それが度を越しているような場合には凶作用をもたらしていきます。また、「張り」はその方位のもつ吉相を強調し、「欠け」は凶相を強調していきます。

一見して「張り」「欠け」とわかるときはいいのですが、なかなか判断しにくい場合があります。建物は完全な正方形や長方形になっているほうが珍しいからかもしれません。玄関などが張り出している場合も迷うところです。通常は、家屋の該当する辺の3分の1以内で判断します。つまり、3分の1以上張り出している場合は残りの部分を「欠け」とみなします。「張り」の限度も該当する辺の3分の1以内に収めるのが良く、3分の2以上になると「張りすぎ」というように判断しましょう。

「欠け」に含める場所

一見すると「張り」でも「欠け」でもないように思える場所でも、気の流れなどの条件から次のように「欠け」とみなす場所があります。

・玄関-玄関はドアによって外部とは仕切られていますが、ドアを開くとポーチと一体化した状態になります。天井やドアで囲まれており、完全な「欠け」とはいえませんが、外気との接触が多い場所としてとらえなければなりません。他の部屋とは区別して、「欠け」の凶相が起こらない配慮をしたほうが無難でしょう。

・土間―・-玄関と同じで大量の外気が流入しますから、十分な注意が必要です。

・窓-外壁の一部としてみることもできますが、やはり外気との接触が多い場所としてとらえます。とくに、リビングルームなどにある大きな窓は「欠け」の要素が大きくなるので、凶相の方位には十分注意します。

また、出窓は建物の一部とみなし、「張り」と考えます。鬼門などの出窓は避けたほうがよいでしょう。鬼門の凶作用を増幅してしまうことがあります。

 

方位によって異なる「張り」と「欠け」の作用

「張りの吉作用」と「欠けの凶作用」

「張り」と「欠け」の作用は、その方位によって異なります。ここでは方位ごとに、その吉作用と凶作用をお話ししましょう。

東方位

張りの吉作用

・積極性が出てくる。自分から仲問に溶け込み、リーダー的な役割を果たすようになる
・口下手だった人が、コミュニケーションがうまくなる
・元気が出てくる。積極的に取引先を開拓し、仕事に集中できて業績が伸びていく
・長男の運気が上昇する。健康面や仕事面でのプラス作用が働く
・若い人の実力が伸びる。部下などが会社の戦力として成長していく

欠けの凶作用

・人にだまされたり、裏切られたりする
・イライラが募り、小さな争いが起こる
・若い大との人間関係がうまくいかない。いさかいが起こる
・火事になりやすい
・健康面ではとくに神経痛になりやすい
・就職ができない、相続がうまくいかないなど、長男に何らかの問題が起こる。

 

南の方位

張りの吉作用

・知的な分野で活躍できるようになる
・知識欲が旺盛になる
・斬新なアイデアがどんどん湧いてくる
・試験に強くなる
・経済的知識が蓄えられて、経理などに才能を発揮する
・決断力がつく
・血色が良くなる
・目、心臓の病気にかからない
・美人が生まれる

欠けの凶作用

・裁判などを起こされる
・親しい人との別れがある
・名誉を著しく傷つけられる
・頭の病気になる
・借金のトラブルに巻き込まれる

西の方位

張りの吉作用

 ・金運に恵まれる
・社交的になる
・家庭内が安定する
・良縁に恵まれる
・飲食に恵まれる
・女性相手の仕事で成功を収める

欠けの凶作用

・借金を背負う
・異性関係のトラブルに巻き込まれる
・失言によって大きな失敗をする
・食中毒にかかる危険性がある
・肺や心臓など胸部疾患になる
・交通事故の危険が増す
・縁談に失敗する

北の方位

張りの吉作用

 ・サービス業や水商売で成功する
・海外との取引がうまくいく
・有能な部下に恵まれる
・交友関係がうまくいく
・夫婦和合
・精力旺盛
・子供に恵まれる

欠けの凶作用

・いつも何かに悩み、心が晴れない
・異性関係のトラブルに巻き込まれる
・借金で苦しむ
・夫婦仲が悪くなり、家庭が崩壊する
・流産の危険がある
・病人が出る暗示になる
・登校拒否など子供のことで悩む
・部下に恵まれず、仕事で失敗する

東北の方位

東北は表鬼門になります。鬼門は「張り」「欠け」ともに凶意をもちやすい特性がありますが、小さな張りは吉作用をもたらします。

小さな張りの吉作用

・親戚、縁者から応援してもらえる
・貯蓄心が旺盛になる
・不動産業で成功する可能性がある
・行きづまりから脱出できる
・後継者に恵まれる
・家庭円満
・意欲的になる

大きな張り、欠けの凶作用

・家庭の運気が下がる
・金運、財運がなくなる
・親戚、親兄弟とのトラブルに注意
・交通事故の危険がある
・強欲になる

東南の方位

張りの吉作用

・周囲の人から信用される
・交際範囲が広がる
・新しい取引先が見つかり、新しい出会いもある
・営業成績が伸びる
・精神が安定し、行動的になる
・良縁に恵まれる

欠けの凶作用

・社会的信用を失う
・大きな取引は成功しない
・人間関係のトラブルに巻き込まれる
・家庭内にトラブルが起きる
・結婚運に恵まれない
・風邪や胃腸の病気に注意
・盗難にあいやすくなる

南西の方位

ここは裏鬼門にあたります。絶対に「張り」や「欠け」を作ってはいけません。

張りや欠けのない吉作用

 ・意欲的に生活できる
・家庭円満
・不動産関係、教育関係の仕事で成功する
・友人関係が広がる
・地道に努力するようになる
・消化器官が強くなる
・内助の功がある

張りや欠けの凶作用

・女性上位になる
・怠け心が芽生える
・不動産のトラブルにあう
・家庭内の女性が病気がちになる
・胃腸障害の不安がある

西北の方位

張りの吉作用

 ・大きな事業でも成功の可能性がある
・独立心が生まれる
・人を見る目が生まれる
・勝負運が強くなる
・製造業で成功する
・投資で利益を得る
・主人の権威が保たれる
・家運が上昇し、財産を築く
・実行力が身につく
・社会的に名誉のある地位に近づく

欠けの凶作用

・大金をだまし取られる
・大ケガの暗示がある
・ギャンブルや投資で大損する
・交通事故の危険がある
・争いごとが絶えない

 

健康運を下げる家の「欠け」に注意

自分や家族の体調がすぐれない、あるいはケガをしやすい…といったときには、家の中を風水で診察してあげましよう。その中で注意すべきは「欠け」です。

「欠け」は、その方位の運気を下げる作用があるからです。たとえば、家の東に「欠け」があると、長男がケガをしたり、家族の誰かが咽喉や肝臓などに関係した病気になりやすかったりということが起こります。

「欠け」がある場合には、「観葉植物」や「水晶」、「鏡」などを使って、その「欠け」をカバーするようにしましよう。

「暗い」「汚い」「臭い」が病気やケガの原因に

また、「欠け」はなくても、日当たりが悪い、汚れている、悪臭がするといったこともマイナス要因。その方位の運気を損なうことにつながります。

呼吸器系の調子が悪いときは「西」、胃の調子が悪いときには「西南」…といった具合に、身体の不調な部分と関係かおる方位に問題がないかチェックすることも大切です。とくに原因がよくわからない体調不良や同じ病気やケガを繰り返すときには、ぜひ再点検してみてください。

有形の凶作用と無形の凶作用がある

風水を実践するときに重要視されるのが方位です。しかし、実は方位の吉凶だけを考えても、風水環境の整った家は作れません。風水には、「形」と「理」といって、二種類の吉凶判断の方法があります。

「形」は、周囲の建物や道路など目に見えるものから吉凶を判断します。「理」は方位や本命卦など目には見えないものから吉凶を判断するもの。「理」である方位にばかり気を配るのではなく、「形」も注意していかなければなりません。

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