風水とは? 【勘違いしていませんか? 2020~2021】

ふうすいとは 風水の基本

風水とは?

今や「風水」を使って運気をアップするというのは、すっかりポピュラーになっています。でも、風水をなんでもかなう。おまじないのように考えている方がいらっしやいますが、そうではありません。風水とは、大地に流れる気を、生活の中に上手に取り入れて運気を上げようというメソッドのことなのです。

マッサージで、体のツボを押すと、気の流れがスムーズになり、体調がよくなるのを感じたことがあると思います。風水では、人間の体と同じように、大地にはたくさんの気(=龍脈)が流れていると考えます。生活をよりよいものにするために、よい気をたくさん取り込む方法を教えるのが風水です。

風水は中国で生まれた「環境学」

昔から中国や韓国では、都の場所選びから、都市計画やお墓の建て方にまで風水が用いられていました。風水の始まりは、約四千年前の中国にまでさかのばります。

古代中国では、地相や土地の良し悪しについての研究がなされており「堪輿」と呼ばれていました。やがて、「気は風に吹かれて飛び散り、水によって蓄えられる」という法則がわかり、「風水」という言葉が生まれました。それ以降、風水は「人の運は環境の影響を受ける」という考え方、つまり健康を保ち、幸運を招いて子孫繁栄するための「環境学」として発達していったのです。風水の良し悪しは、地形から判断する「巒頭」と、方位から判断する「理気」に分かれます。また、「陰宅風水」=お墓に関する風水、「陽宅風水」=大が住む家に関する風水などがあります。

安心・快適な環境で運気はアップする

風水とは、よい環境に住み運気をアップさせようという技術です。よい風水とされる住環境の条件は、「安全・安心」、「快適」、そして「街が栄えている」こと。ですから、運を呼び込むためには、自分の身の回りを安心で安全、快適であるようにすることが大切です。

例えば、自然災害の影響を受けそうな場所や事件が多い場所、また歓楽街などの近くに住むのはあまりおすすめできません。こういう場所では心配ごとが多く、ストレスもたまる一方で、安全・安心な生活を送るのはなかなか難しいもの。また室内では、高いところに物を置けば、落ちてヶガをする可能性がありますし、イヤなニオイがしたり、湿気が多い場所は、快適性に欠けるうえ、健康にもよくありません。やる気が失せるなど、精神面にも影響を及ばします。反対に、きれいな川や緑の多い公園が近くにある場所に住んだり、家の中を広く清潔に保てば、ストレスの少ない、落ち着いた生活を送れます。街が栄えているのはよい運気がもたらされていることを証明しているのです。

日本流の風水と伝統的な中国式との違い

日本だけでなく、本場の香港や台湾はもちろん、アメリカやイギリスでも本が出版されるなど、風水は世界的なブームとなっています。そのほとんどが中国式の風水に基づいたものですが、日本の場合は少し違います。

日本に風水が入ってきたのは、平安時代。その後、家相、九星術などとして発展し、それらがすべて混ざったのが日本流風水です。「鬼門」「裏鬼門」という言葉を使う方がいます。これは日本流の風水の特徴で、日本では鬼門にあたる東北を忌み嫌う方位としています。ところが中国では、東北を凶方として避けるという思想はありません。むしろ、吉方として使うことさえあるくらいです。ここでは、日本流と中国のものは別であるということを認識しておいてください。本サイトで紹介しているのは、伝統に基づいた中国式の風水です。

 

風水には長い歴史があり、今でも風水師と呼ばれる人はたくさんいます。風水師それぞれに多少解釈の違いがあるため、ここまでに解説した基本の部分は同じですが、昔ながらの風水の知恵を、現代に合わせてアレンジしています。風水が最初に生まれた時代と現代とでは、人間の生活環境はまったく変わっています。そのため、風水の活用の仕方も、その変化に合わせ、変わって当然だと考えるからです。

たとえば、風水では悪臭を悪い気と見なすため、空気の浄化が不可欠ですが、現代であれば、そのために空気清浄機を使うのも改善方法だと考えます。このように、昔の型に囚われず、柔軟に便利なものは取り入れながら環境を整えていくのが、それは、言い換えると「生活に無理なく取り入れやすい風水」ということでもあります。

風水の基本は、「心地よい生活」を手に入れること

風水は、「気」の学問です。こう聞くと、なんだか難しい印象を持つ人もいるかもしれませんが、それは大きな誤解。確かに、風水には「陰陽」や「五行」、「方位」などといった様々な基本法則があります。けれども、それらをすべて完璧に守らなければいけないわけではないのです。基本は、あくまで自分にとって「気持ちよい」と思える生活空間を作り出すこと「陰陽」や「五行」といった風水のルールこそのための手段のひとつにすぎないからです。

極論を言えば、周囲に山や川などの自然があり、採光や風通しもよく、きれいに掃除された家に住めば、特別に風水を実践する必要はありません。とはいえ、現代の生活の中で、そのような環境を手に入れること自体がとても難しいこと。そこで、メ風水を使って足りない部分を補っていかなければならなくなります。そして、そのために「陰陽」や「五行」、「方位」あなどを活用した様々な風水術が必要になってくるのです。

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